V.A. / Die Schwimmende Schlagerparade
ドイツのポップスというと、どうも眉をしかめる方が多い。ドイツ語の響きとポップスとが馴染まないとする声もあります。
しかしドイツ語で歌うフランス・ギャルの歌声のかわいらしさを思い出すまでもなく(プロデュース、アレンジ、バック・サウンドの音楽監督はなんと全曲ウェルナー・ミューラー!)、こんな風にして歌われるドイツ語のごつごつした感じが、たまらなくカワイイと感じます。
ドイツのポップスを楽しむツボが、ボクの中に生まれつつあるのかも。ここ数年、ドイツづいているからかもしれません。
生真面目で不器用なドイツのポップス。そんな面白さをいちばん楽しむことが出来るのは、ガール・ポップだと思うのです。
楽しいですねえ、こういうレコード。(大江田信)
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