Martin Denny And Si Zentner / Exotica Suite

ジャケットの右側に貼付けてあるのは
ホンモノの麻袋の生地。

珈琲豆なんかを入れる袋に使われるものだと思う。
荷物を運ぶのに使うくらいだから
それほど高価な生地ではないのだろうが
ジャケに貼付けて実際に販売するというアイデアは
それなり以上の手間がかかるだろう。

まったくなんとも
地味ながらゴージャスだ。

珈琲豆と言えば、
このところ
買付に行くたびに
おみやげにしているのが
チェーン店ではない
その街ローカルの珈琲ショップで買った豆。

出来れば自家焙煎が一番いいけど
そうでなくても
ローカルっぽさがあればヨシとする。

別に味にうるさいタチではないので
この豆でなくちゃというこだわりはあまりない。
買う基準は雰囲気、そして質問。
店員さんに「オススメの豆は？」と訊く。

もうひとつ
気の利いた豆屋さんには
ローストした珈琲豆を
チョコレートでコーティングしたお菓子があることが多くて
それはもう素晴らしい。

そろそろあの味が恋しい。
そんな気分になってくると
買付のコースに
わざとその街を入れる。

今年も夏前には行くつもり。

珈琲豆と言えばもうひとつ！
最近知り合ったひとと話しているうちに
その場のノリで引き受けてしまい、
彼が主宰しているミニコミに
小説のまねごとみたいなものを書いたのです。

ザ・こわいものしらず。

そのテーマが
何故か珈琲になってしまって。

そろそろ出るという話を一月くらい前に聞いた気がするけど
どうなんでしょうか。

また
レコードの中身とは関係ない話でした。（松永良平）