Darius Milhaud ダリウス・ミヨー / Le Carnaval D’aix
バート・バカラックが師事したことで知られる
フランスの現代作曲家ダリウス・ミヨーのレコード。
昔からその名前は知っていて
なにか聴いてみたいなと思っていたら
前回の買付で
ミヨー自身が指揮棒を振っているこのアルバムを見つけた。
これで
ライナーノーツがバカラックだったら
完璧なんだけど。
知識もないのに
感覚だけで言えば
「エクスの謝肉祭(Le Carnaval D'aix)」には
なんとなくバカラックの匂いがする。
イントロを聴いたら
ディオンヌ・ワーウィックが何か歌い出してもおかしくない気もした。
特に音楽的な解説が出来るわけでもないので
とりあえずぼくに出来るのは
若き日のバカラックの気持ちになって
ミヨーの作品を聴いてみるという行為。
曲をなぞるというかたちではなく
行為をなぞるという意味での
カヴァーをしてみた、なんつって。(松永良平)