James Taylor ジェームス・テイラー / James Taylor

Hi-Fi-Record2011-06-29

 個展を準備中の盛本さんが、出来上がったフライヤーとDMを持って店頭に見えた。
 個展のタイトルは「OL'55」。副題に「カフェ店主お気に入りの楽曲をイラストレーション10枚に」とある。
 その10曲とは、例えばこちら。


・Fire and Rain (James Taylor)
・Do you believe in magic (John Sebastian)
・The weight (Robbie Robertson)
・All along the watchtower (Bob Dylan)
・Someday soon (Ian Tyson)
・Sail away (Randy Newman)


 数日前に出来上がった数枚(途中経過?)を、メールで送ってもらって見せてもらった。


 絵を見ながら、ああ、そういえば、そういう歌だったと思い返したり、そこはかとないユーモアに、ふふと笑ったり。
 絵にはいくつかのヒントが描かれているので、少しでもこれらの歌を聴いたことがあったり、興味があったり、歌詞を読んだことがあれば、親しみを感じることが出来るはずだ。


 ジェームス・テイラーの「ファイアー・アンド・レイン」も、登場人物がJTに似ていて楽しかった。
 「ファイアー」と「レイン」の扱いが、この絵の妙味。
 歌の中でも、もちろんこの二つが大きな意味を持っている。

 
 「ファイアー・アンド・レイン」を収録したアルバム「スウィート・ベイビー・ジェイムス」は、いま在庫が無い。今日のところで在庫しているJTのアルバムのうち、「ファイアー・アンド・レイン」の気分と近い作品と言えば、こちらかな。


 ナイーヴな心を率直に吐露するジェームス・テイラーの歌声を聴いていると、他人事とは思えない。そうしてJTの歌声を聴いてしまう聴き方から、未だに僕は抜け出ていない。(大江田信)


モリモト・パンジャの個展「OL'55」についてはこちらから


試聴はこちらから。