Corky Carroll And Friends / Laid Back

Hi-Fi-Record2011-08-04

少し前にこんなニュースがあって


<一晩寝たら15歳の少女に戻っていた32歳の女性>
日本語訳はこちら


(サン紙というと日本でいう"東スポ"、だそうです…)


で、2ちゃんねるの有志の皆様の意見の中に、この小説そのまんまですね、と挙げられていたのが↓


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北村薫『スキップ』

■あらすじ

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。
それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、
レコードをかけ目を閉じた。

目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。
わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ?でも、わたしは進む。
心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。


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あらすじにある「レコードをかけ目を閉じた」。
いったい何のレコードをかけたのか、すごく気になっているわけで。


皆さんも目が覚めたらターンテーブル廻りっぱなしだった…、という経験は一度や二度ならず、何度もあるのではないでしょうか。


Corky Carroll And Friends コーキー・キャロル&フレンズ / Laid Back


目が覚めたら、見知らぬ島にいて、ビッグウェーヴを待ち続けて30数年のレジェンドなサーファー、真木蔵人さんと仲良し、っていう設定だったらいいな、と。
(※注 サーフィンやったことありません)


そんなことより、元記事の
「「15歳の頃、32歳になる頃には地球の半分くらいは征服しているくらいの気持ちでした。32歳の自分がただのシングルマザーで、ボロボロのフィアットを乗り回していることを知ってショックを受けました。」


なんだか文学的で一見頭が良さそうな言い回しなのですが、ものすごくおかしな発言で笑ってしまいました。
僕も来年には地球を半分くらい征服する予定です。
そしたらこの女性と地球を半分こ!


(藤瀬俊)


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