The Four Preps / The Things We Did Last Summer

Hi-Fi-Record2012-07-20

突然ですが、本日よりハイファイのブログを再開します。
なぜ? ときかれても
特に理由はなくて。
しいていえば
今日(7月20日)が大江田さんの誕生日だから、とか。


ただし、以前は毎日更新でやっていたのですが
今回からはそれほどきびしい縛りにはしません。
連日ということもあるでしょうし
それなりに間隔が空くこともあるでしょう。
そこんところは
がんばりすぎないことにしました。


書く順番だけは決めました。
松永、大江田、藤瀬の順でリレーしていくことにします。


以前とおなじように
レコードを一枚挙げて
それを肴にあれやこれやと書くことにも変わりはないと思います。


記念すべき再開の一回目に
なにをとりあげようかと思っていたら
目の前にちょうどいい案配のレコードがありました。


「去年の夏、ぼくたちがしたことだよ」


フォー・プレップスという
若いコーラス・グループのアルバムで、
タイトル曲はサミー・カーンとジュール・スタインが書いた
有名なスタンダード・ソング。


去年の夏で一度おわったブログをまたはじめるという意味にも
なんとなく合ってるようだし
夏のはじまりにもちょうどいい気がします。


あとこのアルバムには
「グラデュエーション・デイ」という
フォー・フレッシュメンで有名になった歌がはいっています。
9月から新年度がはじまるアメリカでは
夏の訪れを卒業式が告げるのです。
夏に“終わりの季節”というせつなげな意味合いが隠されていることも
さりげなく教えてくれます。


ぼくがいいなと思う夏の音楽には
かならずそういう終わりの予感がふくまれています。


「シー・ユー・イン・セプテンバー」にも
「ザット・サマー・フィーリング」にも
「ワンダフル・サマー」にも
「サマー・ガール」にも
ビーチ・ボーイズにも
ザ・なつやすみバンドのすてきなアルバムにも。


ではみなさん
またいつか終わりがくるときまで
当ブログをよろしくお願いします。


ん?
終わりがくるなんて縁起でもないか。


でも
ものごとに終わりがなかったら
だれも永遠なんて願わないでしょ?


松永良平でした。