Julie Budd ジュリー・バッド / Wild And Wonderful
イギリスの子役スターなのだという。
これがセカンド・アルバムで、
十代のうちに3枚のアルバムを出し、
その後はレコーディング・キャリアからは
足を洗ってしまったと思われる。
それにしてもこのジャケ、
今で言う“眼鏡っ娘”なわけだが、
眼鏡がどうにも大きすぎるのではないかと
常々思っていた。
60年代後半の
ファッションのひとつかもしれないと
考えたりもした。
だが、どうだろう。
このとき彼女はまだ十代半ば。
おとな顔負けの歌唱力で売り出しているとは言え、
タレントとしてみると
やはり少女の面影を残しておきたい。
そのときに
この眼鏡の大きさをスタッフが
考えついたのではないか?
少しおとなびた雰囲気を
サイズの合わない大きめの眼鏡で表現したのだとしたら
けっこうおもしろい。
例によって
妄想のしすぎなのかもしれませんが。(松永良平)