2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
NY、マンハッタン、 タイムズスクエアにほど近いジャズクラブ、イリディウムでは 日曜日にボブ・ドロウを、 月曜日にはレス・ポールを毎週見ることが出来た。 つい2年ほど前までは、ね。 ボブ・ドロウの サンデー・ブランチ・コンサートが終了したという報せ…
このレコードのコメントで バーバラ・ルイスのことを “ひとりルビー&ザ・ロマンティックス”と自分で書いておいて ふと思う。 あのグループに 女性のリード・シンガーは ルビー・ナッシュただひとりしかいないわけだから、 その表現は何だか変……かも。 とに…
先日来日したoasisのノエル・ギャラガーのブログが話題になっている。 なんでも空港で「Noel or Die」というサインを掲げていた追っかけファンがいたという。 ノエルは日本独特の英語の表現があることを指摘(和製英語とは少し違うように思いますが)したあ…
今日はまず最初にお詫びから。 本日午後1時半頃より、 当店で使用しておりますサーバーの障害により ハイファイのホームページの閲覧および メールの送受信が出来ない状態となっておりました。 現在は問題なく復旧しておりますが、 しばらくの間、 お客様に…
カントリーやフォークには、一定の音楽的な約束事が有って、それを踏まえることが、音楽らしさを表現する上で必須となっている。 誰しもが、始めはその約束事から学ぶ。 ある程度の長きの時間を音楽のなかで過ごし来た後には、そうした約束事の守り方、ある…
2001年ごろの話、 とある日本のレコード会社で ヴァンガード・レコードのカタログから 現代的な視点で選りすぐった再発をするという企画があり、 ぼくもライナーを書かせていただいた。 そのとき 候補に挙がっていながら 権利の所在が不明ということで契約が…
このレコードは、たぶん高校生くらいの時に買った。 中古レコードの試聴等とんでもない、ジャケ買いをするしかないと思い込んでいたころ、狙い澄まして買った1枚だ。プロデューサーとか、スタジオとか、レーベルとか、そんなことはなんにも知らないし、わか…
ジェームス・テイラーの「イン・ザ・ポケット」。 このB面1曲目に入った 「ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット」に 聴き惚れた。 この曲は 彼のオリジナルではなく ボビー・ウーマックのカヴァーだ。 そして 振り返ってみると このひとは それぞれのアルバム…
中学の同級生だったS田くんが 突然ハーモニカを習いたいと言い出した。 THE MODSの森山達也さんが 吹いている姿がめっぽうかっこよかったのだと S田くんはきれいな目でぼくに訴えてきた。 83年の秋、 THE MODS初の全国ヒット「激しい雨が」が ラジオからもテ…
昨日は松永さんの代打で三軒茶屋の某カフェにお呼ばれして、駆け付け一杯なDJをやってきた。 そのお店のDJブースは、なんと机と椅子があって、座りながらDJをやるスタイル。 そのカフェの空間は、なんだか木造の学校の教室を思わせる造りで、店内奥の角に陣…
ビリー・フィールドが28歳の時、1981年に地元オーストラリアで発表したシングル「Bad Habits」は同国のチャート最高位4位にランク・インするスマッシュ・ヒットとなった。そして続いて発表した「You Weren't In Love With Me」は1位へと駆け上る大ヒットと…
実は ハイファイの当ブログ、 本日を持ちまして開始から1000日となりました! パチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!! 2000日 3000日と 節目を楽しく迎えられますよう、 今後ともえっちらほっちらと書き続けたいと思います。 みなさまよろしくお願い…
久しぶりCDトレイに載せて聞いていたら、「そよ風の誘惑」が流れてきて、ほんのりと春めいた気分になった。 オリヴィア・ニュートンジョンのこの曲は、春の定番のひとつ。ああ、春がそこまで来ているなあという時期になるとラジオから流れて来る。かげろうの…
優秀なアメリカの大学ほど、アメリカ人の学生よりも、諸外国からの学生がいっぱい。なんて最近のニュースを目にすると、実感を持ってそうなんだろうなあと思う。 アメリカが、ひとつの場所となっていく。そんなうねりがあるのだろう。 1960年代に「アメリカ…
レッドボーンという ネイティヴ・アメリカンのロックバンドについては、 70年代初期のColumbiaからレコードを出していて 結構ハードで熱いサウンドだろう という程度の知識しか持ち合わせていなかった。 ネイティヴ・アメリカンのミュージシャンというと ジ…
もう何年も前の買付の話。 とあるレコード屋にたどりついたとき、 ぼくと大江田さんは もうへとへとだった。 連日の強行スケジュール、 夜討ち朝駆けの連続が からだを痛めつけていた。 レコードを探す旅でくたびれているのに、 良いレコードを発見するのが…
米カリフォリニア州と佐賀県に意外な繋がりがあることをご存じだろうか? カリフォルニア州はハワイ州と同じように日本からの移民が多く、彼らの子孫・日系人の多い州だ。 日系3世のフジ・セルゲイ・万次郎さんの祖父・富士万太郎さんも明治のはじめに佐賀…
松永君は粉グスリが苦手だという。 小学生時代、虚弱だったぼくは、よく医者に通った。クスリにあれやこれや注文をつけるなどもってのほか、粉グスリ全盛の時代でもあり、しまいに水を使って苦みを感じずにすませる飲み方を心得た。 しかし上には上がいる。 …
ここ2、3日ほど 腹痛をしていた。 お医者さんに行ったら 食前薬、食間薬、頓服などを 処方してもらった。 食前薬は 粉薬と錠剤。 食間薬は 粉薬。 粉薬を飲むのが 昔から苦手だ。 どうしても 喉の奥底に滑り落ちない。 昨日、思いついた うまい方法がある。 …
日本人の我々が思うところのジャズと、アメリカ人の思うところのジャズの間には、まだまだイメージの違いがあるような気がする。 その昔、もう大昔の話だが、馬場こずえさんのパック・イン・ミュージック第2部のオープニング・テーマは、フォーク・シンガー…
Yoshinoyaの話を続けます。 アメリカのYoshinoyaにあって日本の吉野家に無いもの。それはデザートのケーキ。 ドリンク付き、そしてデザート付きのビーフ・ボール・セットには、1/8カットのチョコレート・ケーキが用意される。何人もの女性たちが、これを食べ…
今から20年ほど前、 生まれて初めて行ったアメリカで ハンバーガーショップに行って、 最初に困ったことは 店員がニコリとも笑わないことだった。 その次に困ったのは 「For here? To go?」と訊かれたときのこと。 これは 「こちらでお食べですか? それとも…
牛丼にカウシルズ。盛り上がってますね。 うっしっし…うぇくしょんっ! 風邪ひきました。 "吉野家の牛丼"より、"松屋のカレー"というひと、このゆびとまれ! きっと僕ひとりじゃないハズ! なんて。 いや、長らく独り暮らししていると、夕食を自炊するのがな…
吉野家の話、 大江田さんがまだ書いていないことがあるので さらに続ける。 とある買付のときのこと。 無性にYoshinoyaに行きたくなり、 朝からそのことばかり言っていたら、 いつの間にか その“食いたい病”が運転席の大江田さんにも 伝染していたらしかった…
Yoshinoyaネタを続けます。 ビーフ・ボウルは、牛丼のアメリカ式呼び名。このビーフ・ボウルを日本でも食べさせる店があった。 看板には、Yoshinoyaと英語表記で書かれていた。丼に入れられたビーフ・ボウルこと牛丼には、先割れスプーンが添えられていたよ…
買付から帰ってきました。 まず、いきなりですが、 昨日の大江田さんのブログについて、 ちょっとだけ訂正を。 吉野家には 日本でもときどき行きます。 はい、この件終わり〜。 では今日の本題。 このところ、 2000年代に発売されたアナログで 日本に紹介さ…
昨日のGPS話の続き。 もっぱら助手席に座って、彼女(声が女性のものだから、ぼくらは彼女と呼ぶ)とつきあっているのは松永君。なんだ!このディレクションはいったい!とGPSの言うことに突然怒りだしたり、やっぱりキミは頭がいい!と褒めたりと、気分によ…
このところの買い付けでは、目当ての場所まで行くのに、まず地図を使わなくなった。なにしろレンタ・カーには、ほぼカーナビが付いているからだ。 家にレコードを見にこないか?とディーラーに尋ねられたとき、かつては詳細に道順を聞いた。アメリカ式の道順…
今日はひなまつりなのだが、 残念ながら 男ばかりの兄弟に育ったため 特別な記憶を持たない。 童謡「ひなまつり」を聴いても 感情移入出来るのは 唯一、男子が登場する 「五人囃子の笛太鼓〜」のワンフレーズだけで、 だからこういう仕事やってます、という…
昨日は、大学同期の友人の結婚式だった。 披露宴での僕の席のメッセージ・カードには、 「宴はショッパイ ゼロ年代初頭クラブヒットメドレーでいくので、笑ってください。」と新郎のOくんの言葉が記されていた。 ほのぼのとした気持ちになった。笑うわけない…